片岡理森の作品テーマは、人生のなかで遭遇するさまざまな「疑問」や「気づき」です。それらを『Song of Life』と呼んで、個展や画集のシリーズタイトルにしています。使用している画材は、主にクレヨンです。何層にも色を重ね、その上から傷(スクラッチ)をつけ、再び色を重ねて、想いを形にしていきます。また、コンセプトとなる短い詩を添えているのも特徴です。絵と詩を合わせてひとつの作品になっています。
初個展から数えて10年目にあたる本展では、「成長すること」をサブテーマとして、新作のほか、初期作品やドローイングも含めた35点以上を一挙展示予定。表現や思考の変遷も垣間見ていただける内容になっております。折しも、3月末はこれまでの環境や考え方から卒業して、新たな自分へと思いを馳せる時期。「自分はこれからどう生きるべきか」「どんな人間になっていきたいのか」……作品を前に、そんな自問自答をするひと時をもっていただければ幸いです。
■作家プロフィール
片岡理森 Yoshimori Kataoka
カナダ、バンクーバー出生、東京在住。
多摩美術大学絵画学科油画専攻卒業。
個展を中心に、国内外のアートフェアや企画展にて作品を発表。
[HP] http://www.yoshi-mori.com
[instagram] https://www.instagram.com/yoshimori_k/
□近年の活動
2018年2月:名古屋、アートフェア「ART NAGOYA 2018」出品(予定)
2017年9月:フランス、カンヌ アートフェア「Artistes du Monde 2017 -Cannes」出品
2017年7月:イタリア、フィレンツェ Galleria d‘Arte Mentana 企画展「Le vie dell'arte」出品
2017年4月:東京、銀座アートスペース「片岡理森 個展 ~Song of Life vol.5」
孔雀画廊の60周年を記念いたしまして大変ご縁の深い杉山寧画伯の展覧会を開催いたします。是非この機会にご来廊を賜りますよう心よりお待ち申し上げております。
2017年10月20日金曜~10月31日火曜(日曜休)
孔雀画廊
kujaku gallery art space
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